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賢いお子さんほどゲームをしているってほんと?

「ゲームをしていると頭が悪くなるよ!」そう、親から言われた方も少なくないのではないでしょうか。ゲームをするより勉強をしていた方が頭が良くなる…実は、近年ではその逆で「ゲームをするほど頭が良くなる」と言われるほどなんです。

2月も半ばになり暖かい日が増えてきたと思いきやまだまだ寒い日もあって体を壊しやすい季節となりました。赤から和気インター店の三富です。前回はボンバーマン大会の開催を通じて自分が経験したことをブログにしました。詳しくはコチラ

最近、知り合いからゲームについての本を教えてもらって読んでいるのですが、内容が革新的で読むたびに目から鱗が出るような思いです…。ふと、これってお子さんがゲームに夢中になっていて心配になっている親御さんの役に立つんじゃないかな?そんなことを思いついてブログにしてみました。

ゲームは、今の学業では補えない「○○○」を伸ばしてくれる

突然ですが「頭が良い」と聞いてどのようなイメージをするでしょうか?学生にとって頭がいいとは、と聞くと多くの方が「テストで高得点を取っている」「高学歴」と答えるのではないかなと思っています。

実は近年、「学校で頭が良かった」人が社会で苦労することが増えてきています。なぜかというと学校での頭の良さは「記憶力の良さ」で判断されている一方で、社会では様々な能力が評価されるようになってきたからです。一昔前までは上司の指示に従う方が出世していったのに対して、今は自分で考えて会社を動かす力が必要になってきました。「きみ、頭良いね」と言われるような人材は、今では覚えが早い人ではなくて自分で課題と解決策を見つけて提案できる人と言えます。言い換えれば、自主性が求められてきたんです。

学校の授業を受けている学生の多くは、先生の板書を映して覚える「受け身」の学習をしがちです。そんな中で自主性を伸ばしていくのは中々難しいのではないでしょうか。一方でゲームはやっても日常になんら影響が出ない、なんならやりすぎて褒められることはないのに怒られることはあるにも関わらず多くのプレイヤーが自主的に動いています。これはなぜか?ゲームには、人を夢中にさせて「もっとよくなりたい」と思える4つの要素があったんです。

ゲームに夢中になるのは驚くべきカラクリがあった!?

人がゲームに夢中になる要素は主に4つあると言われています。
①   ゴール
②   ルール
③   フィードバックシステム
④   自発的な参加
順々に説明させてください。

①    ゴール

目標と言い換えられるかもしれません。ほぼ全てのゲームには達成すべき具体的な成果があります。スーパーマリオシリーズは全てのステージをクリアしてボスを倒す、という明確なゴールが設定されています。
ゴール(目標)は注意をひきつけゲームへの参加を促し続けます。マラソンでもゴールが決まっていない中で永遠と走り続けられる選手はいないのではないでしょうか。

②    ルール

ルールとはプレイヤーがゴールに達する上で制約をもたらします。もしもサッカーで自分のチームだけ突然手が使えるとしたら?きっと一方的でつまらないものになるでしょう。制約を加えることで人は新しい方法を考え戦略的な思考を促します。熟練したゲーマーの中には自ら制約を作ってゲームをプレイする「縛りプレイ」という楽しみ方もあるぐらいです。

③    フィードバックシステム

プレイヤーがどこまでゴールに近づいているかを示すものです。得点や今までの結果の集計などです。身近なもので言うとカーナビが一番近いかもしれません。フィードバックシステムがあることでゴールに必ず到達できるという気持ちになります。

④    自発的な参加

プレイヤー誰もがゴールやルール、フィードバックシステムを理解したうえで進んで受け入れることを意味します。言い換えれば強制されないということです。プレイヤーが自ら「これをする」と決めて行うことで安全で楽しめる活動として経験することができます。

ゲームジャンルや対象年齢、難易度など数えきれないほどのゲームがある中で、多くの人に愛されるゲームのほとんどはこの4つを有しています。既に海外では人を夢中にさせるゲームを使って教育の分野で使用し、お子さんの自主性を育てている地域もあります。もしお子さんが中々勉強や習い事に集中できていない場合は、この4つの要素のいずれかが抜けているかもしれません。

昔は、「ゲームをしているとぼっちになる」今は、「ゲームをしている人がたくさん繋がれる」

もう一つ、ゲームがお子さんの成長に大きく役に立つと感じたものがあります。それは近年インターネットが大きく普及してゲームが協力して遊ぶものという側面が強くなったことです。ゲーム内のゴールを達成するためにチームプレイが必要な場合、プレイヤーは自主的に協力し合いゴールを達成しようとします。それまで会ったことのない人とすらお互いの良いところを見つけて褒めあい役割分担をすることができます。これは大人でもなかなかできないことではないでしょうか。

親御さんの中には「本当にそうなの?」と疑う方も多いと思います。自分が子供だったときはインターネットが普及していなくて1人でゲームをしたり友達の家で遊ぶ程度でした。ゲームに夢中になるあまり学校であまり友達を作らなかったのも今では苦い思い出です(笑)しかし今では、ネット環境が普及して学校で会える人たちよりはるかに多い人たちと交流することができます。学校でも課外活動をする時や社会に出たときは時として離れた地域や外国の方とも交流する必要があります。そんな時に、お互いのゴールを決めて役割分担をし、途中経過を報告しあいながら自主的に動くことができる人に成長できる可能性を秘めているゲームは、これからのお子さんにとって大事なものになるのかもしれません。

ゲームをしているお子さんがどんな様子なのか、知りたくないですか?

そうは言ってもゲームしてる人ってどうなの?実際にどう協力しているんだろう?そんな疑問をお持ちの方に僕からお知らせです!(笑)
3/20(日)の13:00から新しくゲームイベントを開催予定です。前回のボンバーマンとは違い今回はゲームをかなりされている方向けにイベントを開催します。LEAGUEofLEGENDSという、5人1組のチーム同士で対戦するものとなっています!当日はゲーム配信で人気の「だるま落とし様」「栗山コリー様」をゲスト招待して実況していただきます。どのようにポジションを決めて協力し合いながらゴールを達成するのか?ぜひ、当日はゲーム配信を見てみてください。

参加申し込みはこちらから

ではでは。

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この記事を書いた人
三富 椋太
Mitomi Ryota
ホール/調理
著者:みとみん