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それって本当に無駄遣い?

無駄遣いなんてない。大事なのは、どうお金を使って、自分がどう感じるか。そう思っているんです。

 

こんにちは。赤から和気インター店の三富です。
ありがたいことに新年を迎えることができました。おみくじは末吉でした。

以前、上手なお金の使い方について書いたことがありました。
詳しくはこちら

↓↓↓

「ご飯が食べれないってこんなにつらいんだ。そう感じた日」

今回は、無駄な出費はなくて自分の中でいくらでも貴重な体験に変換できるということをブログにしました。矛盾してないか?そう感じる方もいるかもしれません。ですが僕は「はたから見て無駄だと感じることでも、自分が好きなことに進んでお金を使う」ことをよくします。それは、大事な価値観だからです。

今回のブログが
・趣味にお金を使っていて、このままでいいのかと不安になっている人
・新しいことに挑戦してみたい人
の役に立てたらうれしいです。では、まいりましょう。

無駄遣いは、本当に悪いことなのか?

無駄遣いとは浪費であり、使った分の価値が返ってこないということです。みなさんの中で、思い出に残っている無駄遣いはどんなものがあるでしょうか?僕の場合は買ったはいいものの自分の部屋とWi-Fiが遠く使い物にならなかったGoogle Homeや、ゲーム内でたいしてほしくもなかったのに8万も課金してガチャを回したことが「あれは無駄だったなぁ」と鮮明に記憶しています。(笑)
無駄遣いをするたびに「なんでこんなことにお金を使ってしまったんだ…」と後悔しています。8万あればスペックのよいPCが買えますよね(笑) できれば払ったぶんの対価が得られる買い物がしたいものです。では対価が得られないお金の使い方はすべて無駄なのか?ぼくはそうは思いません。なぜなら、お金を使って得た体験はすべて自分の中に残っていて、それが自分の個性を作っているからです。

誰かの無駄遣いは、誰かの生活を支えている。

お店で働いているといろんなお客さんを見ます。GoTo EAT施策をフル活用して実質無料でお食事される方もいれば、僕らがちょっとびっくりするぐらいお食事されていて、「いや~食べた食べた!美味かったけんまた来るわ」と満面の笑みでお会計される方もいました。赤からで食べるご飯は決して安いとは言えないです。焼肉をするにしても鍋をするにしても、自分で食材を用意して食べればもっと安く済ませられるのではないでしょうか。そんな中で僕たちの店でお金を使ってくださる方のおかげで僕たちの給料が支払われ生活できていることにふと気づきました。同じように僕が漫画や音楽を買うことで漫画家やアーティストにお金が入ったり、僕がゲームに課金することでゲームの運営が潤い、次のアップデートに向けて資金が使えるわけです。お金を使えば使うほど、そのコンテンツや人を支えている。逆にお金を使わないという選択は、自分は得をするかもしれませんが、長期的に見たときにそのコンテンツやお店が死ぬ未来を作ってしまっているのかもしれません。

無駄遣いかどうかは、自分のとらえ方次第。良いも悪いもない。

個人的な話になりますが、最近また本を買って読むようになりました。小説を読む中で、登場人物のどんなところに感動したのか。どのシーンで感情移入し、逆にどの場面では感情移入しなかったのか。そんなところから自分という人間の一面を違う視点で見ることができます。ゲームをしていても、ここは楽しかったりやりがいを感じる、ここはつらかったりめんどくさいと感じる。それが人によって違い、そこから自分を知ることができたりします。すべては自分がどう感じて捉え活かすかだと思っています。

お金を使う、と聞いて皆さんはどんな感情をイメージするでしょうか?生活品を買うための行為、または投資と考える人が多いのかなと思っています。僕は最近、「応援」の気持ちを込めてお金を使う人が増えているのではないか?と感じてます。僕もその一人です。クラウドファンディングという仕組みが新しく始まり、“モノ”ではなく、“ストーリー”にお金を使う人が増えているように感じます。「この人を応援したい」「この商品でこんなことがしたい」「このお店がもっと続いてほしい」そんな気持ちからお金を使う人が増えるとしたら、今よりもお金を使う、お金をもらうことが楽しくなるかもしれませんね。

ではでは。

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この記事を書いた人
三富 椋太
Mitomi Ryota
ホール/調理
著者:みとみん