エンジンオイルって、ついつい交換時期を忘れるんですよね。
車検の時にしか交換しないんだけど、それでいけてるし大丈夫でしょ！

と思うのは本当でしょうか？

こんにちは、渋谷石油ポートヒル御津店の武内嘉春です。
車が本当に好きで、１６年整備士として車を修理しています。
累計で１４４００台以上の車検をやってきました。
車を通じて、
お客様の相談ごと、困りごとの解決のお手伝い、

今日もここにむけて
全力で仕事をしたいと思います。

「オイル交換って車検の時が時期じゃないの？」

先日こんな出来事が有りました。
「オイルのランプが点いたんでオイル交換してもらえませんか？
それと関係があるのかさっき変なマークも一緒に点いたんですけどなんですかね？」
「〇〇様、これは、オイルが無くなったときに点くオイルランプというもので、
こっちのランプはエンジンの異常を知らせる時に点くエンジンチェックランプといって
別々の異常を運転者に伝える時に点ききます。」
「ということは、どうすればいいですか？」

僕は、しまったと思いました。
困ったお客様に安心してもらうために僕がいるのにどうしたらいいか不安にさせてしまったと感じました。
「〇〇様、すぐにどうしたらいいか自分の目で確認してお伝えいたしますので店内で少しお待ちください。」

車の異常個所は？

・エンジン音がガラガラ大きい
・オイル量を見てもレベルゲージに付かない、オイルが無くなっている
・オイルが入って無いのにオイル漏れが見つからない
・エンジンチェックランプ点灯の理由は「バルブタイミング異常」
などでした。

では、何が起こってこんなことになってしまったのか？
お客様に質問してみました。
「〇〇様オイル交換はいつ頃されましたか？」
「前の車検の時！６カ月前ですね」
「そうそう、いつもの車屋さんに任してるから車検の時にしか交換しないんよね」
なるほど、
「車検の時だとかなりオイル交換時期過ぎてますよね」
「原因はオイル不足によって潤滑ができなくなり、スムーズにエンジンが動かなくなったのでこのまま乗らないでくださいと車が知らせてくれたんです」
「そうなんですね、だったらオイル入れてもらって乗れるようにしてくれますか、忙しくて、なかなか行くときなくて、、、今日も急いで帰らないと家族のご飯も作らないといけないの」
「〇〇様、本日とりあえず乗って帰れるようにさせていただきます。」
僕はすぐにオイルを入れて、エンジンチェックランプを消し乗って帰れるようにしました。
「〇〇様、２つだけお伝えしておきます。
１．オイルが無くなるとどんな事が起きるのか？
エンジンオイルが無くなると、エンジンのシリンダー（エンジンの中）に傷が入ってしまっってエンジンの内側でオイル漏れが発生します。なので、知らず知らずの内にオイルが無くなってしまう。こうなったエンジンはそう長くは持たないです。つまりエンジンがダメになるということは車自体の買い替えぐらいの費用が掛かる場合があります。
２．なぜ、同時にエンジンチェックランプが点いたの？
エンジンオイルが無くなったことによって、オイルの油圧が下がり、エンジンの回転（一定のリズム）を取っている機械の作動が悪くなり、一時的にでもリズムがくるってくるから異常ですよと運転者にしらせてくれたわけです。

結論としては、もったいないですが、この車のエンジンは長く持たないのでお車の買い替えをお勧めいたします。

とお伝えしました。

まとめとして、

・エンジンオイルは乗って乗らなくても６カ月又は、3000～5000キロどちら早い方で交換する
・エンジンオイル時期をしっかり守って交換することで車は長持ちする
・車が調子よく走ることで燃費もいい状態をキープできる
・車が調子よく走ると余分な時間もとられない
・車はいつも診てくれる掛かり付けがあった方が安心（さらに年中無休だと更に安心）
・こうなる前に定期的メンテナンスで長く乗ってあげましょう

これからも、
お客様の役に立てるよう。
日々考え、情報を集めて分かり易くお伝えしていきます。

オイル交換、車の修理、車検、車の買い替え、車の事で相談、質問は是非お問い合わせください。

ポートヒル御津店
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