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長距離運転前の点検は大丈夫?

夏休みや大型連休って、どこか遠くへ行きたくなりますよね!!
この時期になると、お客様から「これから長距離乗るんだけど、、、」という話をよく聞くようになります。

普段よりも長い距離、エンジンやタイヤを動かし続けるので、いつもよりも入念な点検が必要になってきます。心配になったお客様から点検をご依頼いただくことも多々あります。

今回は、私たち車のプロが特に注目するポイントについてご紹介します!

こんにちは!熊山サービスステーションの荒島です。
「安心で快適なクルマ生活を送る」お手伝い
今日もここにむけて全力で仕事をしたいと思います。

ここだけは見ておくべき!長距離運転前の点検個所7選

我が家も先月から子供が夏休みに入り、部活がない時は家でゴロゴロしているみたいです。
どこかへ連れて行ってあげたいなぁ~と思いながら候補地を考えてます。
(お勧めのスポットがあれば是非、教えてくださいね)

家族で計画を立てて、目的地が決まれば次は交通手段を考えますよね?!

電車?バス?飛行機?などの公共交通機関もあれば移動に時間がかかって、運転も大変だけど家族全員での移動となれば車で移動するほうがコストを抑えられます。
子供がはしゃいだり、大声で歌ったりしても周りの人に気を使う事なく楽しめますね!

ただ車での長距離の移動には十分に気をつける必要はありますね。
日頃は通勤、買い物、子供の送り迎えなど近距離の移動が多い方が長距離の移動になると心配事も増えるのではないでしょうか・・・

お客様からよく質問されるポイントや、プロとしては見過ごせないポイントを7つピックアップして、以下にまとめていますので、ぜひ長距離運転をされる前に一度点検しておくと、安心してドライブの旅を楽しめると思います。

長距離を走る前にチェックしておきたいポイントは?

1:燃料の量は十分か ?

渋滞にあったことを想定すると、出発前にはできるだけガソリンを満タンにしてから出発することをおすすめします。高速道路のSA(サービスエリア)は、50km間隔を目安に設置されていますが、中にはSAが長距離にわたって設置されていない、もしくはSAはあってもガソリンスタンドが設置されていないという区間が存在しています。中には、150km以上ガソリンスタンドがない路線も…。

ちなみに豆知識として、下の写真のように給油のランプがついてから大体50km走れるんです。なので、高速道路を移動中、急にランプが点いても無理に飛ばしたりせず、安全運転で次のSAを目指すか、一度高速道路を降りてガソリンスタンドを探しましょう。

2:バッテリー電圧は十分か?

エンジンの始動に問題がないかチェックをします。エンジンキーやエンジンスタートボタンを押しても、エンジンがスムーズにかからない場合はバッテリーの寿命や充電レベルが不足している可能性があります。出先でエンジンがかからなくなると一大事です。

点検するためには、専用のテスターで測ることが必要になります。

3:冷却水の量は規定の範囲内か?

冷却水が不足していると、エンジンに負荷のかかる連続した高速運転ではオーバーヒートの原因になる恐れがあります。冷却水が不足しているようであれば、規定範囲内になるよう補充をする必要があります。

LLC(ロングライフクーラント)という専用の液体を足す必要があって、ガソリンスタンドなどで簡単に購入することが出来ます。

4:エンジンオイルの量は適当か?

エンジンオイルが汚れていたり、量が不足したりしているとエンジンの焼き付きなど思わぬトラブルの原因となります。エンジンオイルの量や汚れを見て、オイルの補充や交換を行う必要があります。

5:ファンベルトの張り具合は適当か、また、損傷はないか ?

エンジンの動力を様々な部品に伝える役割を持った“ファンベルト”というものがあります。
運転中にファンベルトが切れてしまうと、エアコンやパワーステアリング(ハンドルを動きを軽くしてくれる装置)が利かなくなり、走り続けるとバッテリーが上がってしまいます。

ファンベルトはエンジンのエネルギーをさまざまなパーツに伝達していますので、異常があるまま走り続けると、エンジンやオイルネーター(車の中にある発電機)に悪影響を及ぼし、最悪の場合は故障してしまいます。

6:タイヤの空気圧は適当か?

タイヤの空気不足はハンドルが取られ直進性を乱すばかりか、亀裂やヒビとともに、最悪タイヤのバースト(破裂)にも繋がるため、注意したいポイントです。ドア開口部に明記してあるメーカーの指定する適正な空気圧に調整しましょう。

自分で空気圧が確認できる器具があるガソリンスタンドもあります。

7:タイヤの溝の深さは十分か?

タイヤの空気圧や亀裂などが入っていないか、必ず点検を実施しましょう。

特に、タイヤのヒビは事故の原因となる可能性が非常に高いため、注意が必要です。
残り溝の少ないタイヤも同様に非常に危険なため、高速道路を走行するような長距離運転前には是非対処したいポイントです。

【番外編】長距離運転の休憩のタイミングは?

長距離運転中に眠気を感じたことは私も何回もあります!
みなさんにも経験のあることではないでしょうか?
長距離運転をしていると、眠くなるのは何故でしょうか。

高速道路を使った移動では、運転そのものが単調で、眠くなる傾向が高まります。
周囲の安全に目配せしながらの長距離運転は、目が疲れやすく、緊張感が薄らぐことからどうしても疲れを誘います。

そんな時は、以下の3点に気を付けると良いそうです。

  1. 基本的に2時間ごとに15分程度休憩を取る
  2. 長時間連続しての運転は集中力が低下し危険
  3. 食事後は脳内の血液が減少し眠くなるのですぐに走りださない

事前の点検で安全な長距離運転を

お出かけ前のちょっとした点検で安心で快適なドライブができます!
日頃は見る事の出来ない景色を見る事ができて長距離運転は楽しいものです。せっかくの「夏の思い出」も安全に無事に帰宅するまでが楽しくなければ、ドライブも台無しですね。

無理をせず、サービスエリアや道の駅に寄り道をしながら、道中を楽しむことが安全ドライブにとって重要な秘訣かもしれません。最近のサービスエリアは綺麗でワクワクする所が増えているみたいですね!

今回ご紹介した7つのポイントはすべて、わたしたち、渋谷石油では年中無休で無料点検を行っておりますので、ぜひお気軽にお声ください。

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この記事を書いた人
荒島 成利
Arashima Narutoshi
マネージャー
著者:荒ちゃん