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情報の量とワクチン接種

こんにちは、そしてこんばんは。代表の渋谷です。
もう7月夏ですね。今年の夏は、少しは出かける人もふえるでしょうか?

私も最近、半世紀生きたからなのか人間の存在意義に興味が沸いたので坐禅と氣學を学び始めました。気付いたことは『生きることを許されている』『あらゆることは有難く奇跡だ』ということでした。これからも引き続き探求していくので玉ねぎの皮を剥くように気づきの積み重ねだと思います。心も少し穏やかになり『聞く心』を持って毎日を生きること。そして、一緒に仕事する仲間にも伝えて続けようと思います。

氣學を学ぶ中で先生が『頭が良い人は増えたけど、心が良い人がいない』とおっしゃっていました。「今だけ、金だけ、自分だけ」が横行して「損得・好き嫌い」の思考で世の中が回っていることが多い気がします。そして、拝金主義が日本でも主流になったり。

そんな中で、今回、次回のテーマは少々タブーに踏み込んでみたいと思います。この【情報の量とワクチン接種】を書こうと思ったキッカケは『親父がコロナワクチンを射ちました』そんな中でのやり取りをそのまま書きます。ちなみに、私はワクチン推進派でもありませんしワクチン禁止派でもありません。事実、僕も小さい頃からワクチン接種して来ました。娘が受験の時はインフルエンザワクチン接種しています。その娘も大学生ですがワクチン接種必須の学部なので色々と調べました。そんなことも含めて書きますので一つの視点として捉えてもらえると嬉しいです。

親父がワクチン射った

親父は72歳。今年に入って心臓の弁膜症の手術をして術後には体力が元に戻らず10キロ痩せていました。そこで、さらにコロナワクチン接種してから体調はイマイチな様子。

コロナウイルスは怖い

親父は、私よりも感情の起伏が激しく厳ついおじいちゃんです。ついこの前までイケイケだった親父も『コロナは怖いわ。感染したら嫌じゃから外へ出れん』と言ってしばらく家に篭っていました。3年前までは4回/週ゴルフに行く典型的な地方の遊び好きの爺さんでした。海外にも2回/年は旅行に出かけて国内は気が向いたら出かけていました。その親父が、コロナを恐れて、感染するから家に篭っています。逆に、母親は、お構いなしで自分のペースで習い事したり、仕事に出かけたり、ボランティアをしたり。同じ屋根の下に住んでて逆な生活と逆の信念を持っています。母親の口癖は『私?ワクチン?射たんよそんなん、射ったら死ぬ言うとったで』と射った父親にお構いなしで話します。ワクチン危険情報諸元は『コインランドリーに来る、若い女性が教えてくれた。』

TV・新聞を信じている

『TVで毎日感染者が増えとる。どんどん感染者が増えて止まらん。恐ろしい』と何度も繰り返し言っていました。新聞でも書いてあるから自分も感染する。だから『早くワクチンを射ちたいわ。』とも言っていました。このことは大切なことを教えてくれています。判断基準は情報であるということ。目で見る風景、聞こえてくるもの、触って感じられるものも全て情報です。親父はTV・新聞が情報源だったのです。ここで3つの大切なことがあります。

  • 他の情報源を探す必要性は?
  • TV・新聞の信憑性は?
  • 自分の周辺に実例はあるか?

ちなみに、私の周りにTVを見ている人が減ってきたためか、私もTVは見ません。そもそも何のためにTV・新聞を見るのでしょうか?一見、無料に見えるTVの情報、料金を支払っている新聞の情報の精度はどれ位真実なのでしょうか?偏りは無いのでしょうか?そもそも、どれ位の人が情報の価値に気づいているでしょうか?

先ほど、TVの情報は無料と言いましたが違います。有料です。
私たちは、知らず知らずのうちにお金を支払っています。スポンサーがTV局に支払う費用には、スポンサーが作る商品に宣伝広告費も計算されて売価を決めてあります。私たちが購入する商品からスポンサー料が支払われるので、間接的に私たちがスポンサーとも言えます。なので、もしもTV・新聞の情報が偏っていたり?もしも嘘だとしたら?僕なら、嫌だし、職業人として誇りを持って情報という商品を提供して欲しいと思います。

データ・情報を見ない・疑わない

釈迦に説法ですが耳を貸してやってください。データ・情報を見ない・疑わないことは、商売・事業での決断でもちろん致命傷。間違った方向に行く可能性は大。その場合は、損失が生まれることは勿論、ライバルに勝機を提供して市場での優勢・立ち位置を明け渡してしまい、存続も危うくなるかも知れません。それ位、データ・情報を精査することは重要です。最悪は、事業撤退、倒産です。
でもね、命まで持っていかれることは有りません。(余程恨みを買っていなければ)
頃合いを見て、再起することも出来るかもしれません。
おっと!熱くなりすぎましたw


親父はデータを見て居なかったのです。情報は、TVがニュースのたびに伝える『今日の感染者〇〇〇人。これで、過去最高となりました。』と繰り返すアレだけです。確かによく出来ていて心理的に効果が2つあります。

1つは、「単純接触効果」

2つ目、「インパクト」

単純接触効果は、毎日、コツコツと繰り返すことです。ニュースでの感染者数(本当は陽性者です。感染してはいません)を繰り返し伝えることです。おまけに、地方なので有線放送で毎晩のように地方自治体も感染者情報を伝えます。これだけで、繰り返すうちに恐怖が芽生えて現実のように認識します。これで、正常な判断はできなくなります。ドイツのナチスが使った手法そのままです。

僕は、一度質問しました『親父の周りで、コロナ感染して肺炎になって入院した人おるか?』

親父は、『言われてみりゃ(みれば)、そんな人はおらんわな。でも怖いんじゃ。』と言っていました。この状態だと、冷静な判断はできる人は少ないかもしれません。

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この記事を書いた人
渋谷 光弘
Shibuya Mitsuhiro
代表取締役
著者:みっちゃん

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