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~仕事を楽しむには~ 変態のすすめ

こんにちは!代表の渋谷です。最近、改めて気づいたことですが、どうやら私は少し変わっているようです。幼少期から素直とは遠い性格なのでした。人と同じに流されることに疑問を持つ傾向がありました。自分だけの表現を大切にしています。だから、私のストライクゾーンが狭いのかと再認識しました。

そんな私の趣味は、1957年のシボレ−べルエアーを走るように修理すること・スーツと靴を仕立てたり・1930〜60年のジーンズ収集・ラム酒・葉巻が大好物。スタイルにこだわります。別の表現をするとい『ええ格好し』です。このブログでは、仕事に関することや趣味に関することなど、私が日常の体験から気づいたこと感じたことなどをお伝えしています。
今回は参加したワークショップを通じて気づいた「変態のすすめ」をお伝えします。

変態って意味は、超個性的という意味でお願いします。

皆様の一部の方が想像しているものとは別ってことで!

 

自分の「変態なところ」を見せていますか?

僕は、小さな頃から人と少し違っていました。夢中になっていたことは、とにかく人を笑わせることでした。教室が笑いで溢れていないとソワソワしていたので、授業参観日でもお構い無く笑いをとっていました。我慢できない性格で事業中も平気で席を立って友達のところに行っていました。結果、先生から直接「みっちゃん特別学級に入るか?」と勧められるほどだった。さらにもともと吃音症(どもり)なので話すとコミカルになることも拍車をかけました。
国語・英語の本読みが順番で回ってくるときはドキドキしていました。もちろん順番が回ってくると期待通りに“どもる”ので授業は嫌いになって行きました。

今から振り返ると、どもったり、落ち着きなかったり、リコーダーが吹けなかったり、九九を覚えたのも最後の方だったように思う。そんな出来ない部分を隠すために笑いがあったのかもだし乱暴になっていたように思います。

大学になるまではそんな調子でした。東京の大学に進学してからは親から「警察に捕まらなければ好きにしたらええ」という意味不明なアドバイスをもらったので好きなことをしていました。(自分を解放したということね!)
社会人になると180度違う世界に飛び込んだので戸惑いました。超エリート集団の集まりに入ったので結果を出すには営業成績だけが頼りだった様に思います。乱暴な表現だが「yes」と言ってもらえば売れるのでそんなに難しくはありませんでした。もちろん理論だけでは人の心は動かないと早くに理解していました。そんなだから生意気な新入社員だったと思います。今あるのは、取引先の社長、幹部、会社の上司先輩が辛抱強く待ってくれたからです。

その当時も「人と違って変」でした。
でもそれを隠そうとしていた様に思います。

「変態」であることは自分だけの魅力

先日、立て続けに3つのワークショップに参加しました。
3つのメッセージがありました。それは、“ユニークさ”は魅力でさえあるし隠す必要はないということでした。

  1. 組織の中で多くの場合思っている不毛な活動の一つに自分の「弱み」を隠して正当化することにエネルギーを消耗し、周囲とのコミュニケーションを避けることで自分の「弱み」を見せないですむということ。この場合、結果的に組織の生産性は停滞してしまい組織が抱える問題の核心には触れないままとなる。そして、働く人は自分の安全を確保することにエネルギーを費やす。つまり当たらず障らずの距離を取りながら様子見をする。

    <仕事の楽しさは組織の文化に影響される?>
  2. 多くの場合は本人が「変なところ」と思っている自分だけの価値、「ユニーク」なところや「過去の経験」から意味づけした心の痛みを持っている様にも思えます。そして、それを見ないふりをしたり、多くの場合は無意識に気づかないように自分を守っていたりする。そして、組織で働く場合はどこかの時期で今まで自分を守ってくれた「部分」が気になってく。
  3. 個人で自分の「改善目標行動」を意識しすぎると「いい人」になってしまう。その結果どこでも居る特徴のない人になってしまう。僕の好きなスーツで例えると量販店で売っているあまり特徴のないスーツが出来上がる。心に響かないスーツの出来上がり。良いスーツとはパッと見は普通でも生地にストーリーがあったり、カット・細部がよく見れば特徴的だったりして来たときに着る人らしさを出してくれる。
    スーツを見ればテーラーの特徴が見て取れるスーツもあります。

いずれにせよ、自然体ではないので自分にも周囲にもネガティブな影響が現てしまいます。

 

今回の経験は私の過去の思い込みを変えました。どんなことが起こったかといえば「変なところ」「弱み」はカミングアウトしてみると周囲の人は好意的に受け止めてくれる。そして、応援さえしてくれるようになります。

会社の仲間と参加したワークショップでも同じでした。夜、会社の仲間と食事する時、それぞれが持つ「弱み」=「思い込み」を自然とブチまけました。申し訳なかったという気持ちと応援する気持ちがより強くなりました。その時から理想の組織が明確になったし具体的取り組みも仲間と共有して活動も決まりました。

個人で参加したワークショップでは、2回目に会った同士で合宿しました。2日間かけて他己紹介をするワークショップでした。他己紹介するには相手の魅力をインタビューで引き出して皆なに伝える必要があります。だから根掘り葉掘り聞き出すんです。

ファシリテーションする時は、ユーモアを持って安心な空気が創れれば内容は深く自分のコンプレックス、恐れていることも話すこともできました。そして、聞いてくれるメンバーは温かく受け止めてくれ肯定的なフィードバックをくれました。その時、自分が問題を作り出して“問題”を“問題”で終わらせていたのは自分自身だったとその時に気づきました。

<他己紹介で相手の魅力を思い切り伝えるため徹夜でインタビュー>

その経験は、人との関係性は情報の質と量に大きく影響されるということを教えてくれました。相手のことを知れば知るほど共通点が見えたり、共通した音楽が好きだと知ったり、価値観に共鳴したり感情移入が起こりやすくなりました。そして、警戒心が溶けて来てだんだん好きになります。そして、自然と相手のために何かしてサポートしたいと思える様になります。
関わり方次第では、嫌いになる人って居ないかもと思えてくるから不思議です。

 

「変態」=「超個性的」は仕合せの元

人は「変」に決まっています。
そもそも人は超個性的な存在だということです。
ひとりひとり指紋がそれぞれ別々であるように、顔も性格もそれぞれ別々であるように、です。
この宇宙で特別な存在だから個性的で当たり前のことです。同じである方が無理あると思います。自分がオープンであれば気分がウキウキかもなので周りにも良い影響が出ると思います。
少なくとも、僕が小難しい顔をして眉間にしわ寄せてブツブツ言いながら出勤するより良いですね。まず、自分の個性を認めて周りの人にサポートできることを聞いて一緒に創るってことです。

 

結論としては、バガぼんパパのように『これでいいのだ〜』

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この記事を書いた人
渋谷 光弘
Shibuya Mitsuhiro
代表取締役
著者:みっちゃん

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