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「師走を安全に運転するポイント」


アッと言う間に12月!師走に入り「あ~今年もあと少しじゃなぁ~」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

師走は仕事や帰省、年末年始の準備などでせわしく運転するドライバーさんが多く、些細なことでクラクションを鳴らしたりイライラしているように見えるように思います。

それが原因かどうかは別として1年で事故が一番多い月が12月なんです!!

わずかな運転ミスが重大事故につながります。僕も12月に「なんであんな所で?」って思う事故や脱輪をしたことがあります。

改めまして。
熊山サービスステーションの荒島です。
「安心で快適なクルマ生活を送る」
お手伝い今日もここにむけて全力で仕事をしたいと思います。

先月、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)という所が

発表した交通事故統計年報によると、12月は1年のうちで最も交通事故の発生件数が多い月という結果がでました。

12月に多い交通事故の特徴や傾向をみていって原因や予防策をご案内していきます。

平成30年12月の交通事故発生件数は約3万9000件と1年間で最も多いそうです。そのうち死亡事故に至った件数は410件。こちらも1年間で最多なんです。

【月別交通事故と死亡事故件数(平成30年)】

※月、交通事故件数、死亡事故件数の順で記した。

1月 3万5000件 / 318件

2月 3万2000件 / 245件

3月 3万7000件 / 282件

4月 3万4000件 / 270件

5月 3万4000件 / 253件

6月 3万4000件 / 235件

7月 3万7000件 / 280件

8月 3万6000件 / 296件

9月 3万3000件 / 279件

10月 3万7000件 / 338件

11月 3万7000件 / 326件

12月 3万9000件 / 410件

 

さらに時間帯別の死亡事故件数を見ると、交通事故は薄暮時間帯である17~19時の間に多く発生しています。さらに薄暮時間帯の死亡事故件数を月別に見てみると、10~12月にかけて大幅に増加しています。その中でも、最も多いのは12月の410件で、最も少ない6月と比較しても12月は死亡事故が起こりやすいことが分かりますね。

 

「薄暮時に重大事故が多い?!」

12月は日の入りが早くて、夜の時間帯が長くなります。なので、薄暗くなった道路を歩いている人、自転車で走っている人の発見が遅れることがあります。特に暗い服を着ている人は薄暗くなると目立たなくなり、ドライバーさんが気づいたときには接触を避けられず重大事故に至るおそれがあります。

さらにドライバーさんは、忙しさと運転中につい先のことや他のことを考えてしまいがちで、運転から注意がそれたり、焦って安全確認を怠ったりして、重大事故を起こす危険性が高くなります。

「運転を安全に行うための4つのポイント」

忙しい12月を安全運転で過ごし、安心してお正月を迎えるためにはどうしたらよいか、一緒に考えてみましょう。

①走行するときは…早めにヘッドライトを点けましょう!
地域によって異なりますが、冬の季節は午後4時を過ぎると薄暗くなり始めます。「まだ明るい」と感じていても徐々に視界は悪くなっており、事故が起きやすい状態に至ります。薄暗い道路で歩行者を発見したときに、危険回避することができるように、早めにヘッドライトを点けましょう。

②スマホやカーナビの確認、エアコンの操作は車を安全な場所に止めて行いましょう!
走行中にスマホやカーナビなどをみていると、その間に歩行者が道路に出てきたり前の車が急に止まったりと事故につながる可能性があります。前を向いて運転できるように、スマホやカーナビの確認、エアコン等の操作は、車を安全な場所に止めてから行いましょう。

③車間距離をあけ、法定速度を維持し、周囲の安全確認を行いましょう!
12月は何かと忙しくなることが多く、スピードの出し過ぎや車間距離の詰め過ぎなどイライラ運転になりがちです。同じように歩いている人も急に道路を横切ったり危険な行動をとることがあります。車間距離を十分にあけ、スピードメーターをこまめに確認して、安全確認を行いましょう。

④定期的に車内を換気し、休息をとりながら運転しましょう!
暖房が効いた車内は徐々に酸素が不足するため、長時間換気しないと脳に酸素が行き届かず眠気をもよおします。また、忙しいと心身ともに疲れがたまり、脳が休もうとしてウトウトすることがあるみたいです。運転するときは、漫然運転を防ぐために、定期的に換気や休息を行い、安全運転に努めましょう。

私には中学生、高校生の子供がいます。歩く時、自転車に乗る時にはできるだけ明るく、ドライバーさんから見やすい恰好をするように言ってます。
ドライバーさんも歩行者もお互いに気を付けていきましょう!!

日常のちょっとした「?」に少しでもお手伝いできることがあればお力にならせてください。

 

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この記事を書いた人
荒島 成利
Arashima Narutoshi
マネージャー
著者:荒ちゃん