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仕事を楽しんでいる人 〜出張での台風に遭遇して感じたこと〜

こんにちは!代表の渋谷です。スーツ・靴・ジーンズ・アメ車・人と話すことが大好き。このブログでは、経営の関することや趣味に関することなど、私が日常の体験から気づいたこと感じたことなどをお伝えしています。
今回は台風19号に遭遇した出張での体験から感じたことを書いてゆきますね。

インタビューというよりも会話のやり取りから感じて気付いたことをお伝えしていきます。

 

“仕事を楽しんでいる人”

私は経営者としても一個人としても、常に良い人や良い物との出会いを大切にしているのですが、その中でも一生懸命自分と向き合っている人が、どの様な視点で物事を受け取り解釈しているかということに興味がわきます。今回は、あの台風19号に遭遇した中で色々な仕事の向き合い方があり、出張スケジュールがリスケしたので予定外の経験もすることができました。

 

あの台風19号での経験からどのようなことに気づけたか?

予想外の連続を楽しむ

あの台風19号の影響でスケジュールが変更になったのでホテルも変更する必要がありました。突然のことなので空いているホテルは両極端でした。1泊10万以上か2万以下のホテルです。そして、シーズンはラグビーワールドカップなのでサポーターの方もたくさんいて予約競争は激しくあっという間にボチボチ(岡山弁:まずまずええ感じ)良いホテルは埋まっていきます。
そして、選んだホテルは機能する筈の地下鉄エリアで駅から濡れずに行ける物件。
そのエリアには至近距離に2つホテルがあり、1つ目はハイエンドなセレブ御用達のホテル。2つ目はビジネスユースなホテル(以下はビジホ)です。もちろん私は1泊10万するホテルではありません(笑)チェックイン時間も電車が止まるリスクを考えて11時にはビジホに異動していましたが『15時からのチェックインとなります』と当たり前の対応でこれは納得ですね。(ちなみにホテルもグレードとタイミングによっては早めな11時でも対応してくれるホテルもあります)

私は、不謹慎かもですが予定外のことが起こることが好きでワクワクします。

仕事したくない

仕事の効率化

スタッフから『台風なのでレストラン、バーも営業しておりません』とこれもスタッフの安全とリスクを考えればサービスをとりやめる方が効率的とも言えます。その瞬間に“夕食抜き”の可能性高いのでなんとか食事にありつく方法を考える必要がありました。安全策のコンビニで確保する方法は脇に置いて新橋駅まで歩いて営業している店を探す方法にしました。テクテク歩いていく地下道ですれ違う人は海外の方が数人でした。人生初の新橋駅を一人貸切気分!ワクワクしましたが営業している店はありませんでした。


そして夕食にありつくことが困難になりました(笑)

 

仕事を楽しむ

いつも通り仕事・サービスをする

そんな中でピントきました「すぐ近くのハイグレードホテルはどうなっているんだろうか?」
ハイグレードホテルに入ってみてビックリしましたいつもと同じ光景だったからです。まずは、バーに入ってスタッフに聞いてみました。

私   :「台風にも関わらず営業されているんですね」

スタッフ:「台風だからこそ普通通りに営業しています。実は、昨日の時点で会社からは台風の影響で帰れないスタッフもいるだろうから休むスタッフはレポート出すようにアナウンスがありました。チームでミーティングした結果は、台風だからこそお客様は困るはずなのでできるメンバーで営業しようと決めたのです。私たちのチームはカッコいいと思いました。新入社員とパートの方には休んでもらって入社歴が長いスタッフが泊まり込みで営業することに決めました」

同じ仕事・立地・業種・台風という最悪の条件で正反対の結果がそこにはありました。

安全に寝れる場所・食事は日常では当たり前なので意識することは薄いかもしれません。こんな台風だからこそ仕事をプライド持って自分でカッコいいと言える考え方の基準であり姿勢に改めて気付けました。そして、台風があった時でも普通に店を開けて営業してくれる私のスタッフを思い出しました。ガソリン・ガスはあって当たり前のエネルギーインフラ。
当たり前になっているくらいなくては困る存在だなあと思う。
家族もスタッフも友達も。

 

スタッフの志と想いが仕事の価値もブランドも創る。
そしてその価値に見合うかどうかを決めるのはお客様。

 

「世界一」から気づいた仕事の姿勢

強い気持ち強い愛

かっこいいスタッフと話している時に山のように逞しい存在に気づきました。ラグビー選手です!スタッフが教えてくれました。彼達は子供のお客様から記念撮影を頼まれるとフレンドリーに応じてくれてスタッフへの気遣いも素晴らしい。一緒に空間にいるだけで仕事に対するモチベーションが湧いてきてもっといいサービスを提供しよいうと思えると教えてくれました。確かに、バーでファンから話しかけられても友達に接するように話していました。
そして、帰りのエレベーターに乗る時に彼達3人と私という空間になりました。とにかく出すエネルギーが強い。そして、エレベーターを出る際に「どうぞ」と優しく話しかけてくれました。優しく人格が豊かだから世界1と言われるのか、ラグビーに本気で向き合って磨かれていく中でフィジカルもメンタルも人格も磨かれたのか。プロセスとかはともかく最高に優しく強い気持ち強い愛を持った人たちでした。
湧き出るマグマのようなモチベーションは職種や環境が創るものではないということ。そして出来ることならば一緒にいるだけで他者に勇気や光を感じてもらえる存在になる。

私にとって貴重で価値を創り出す経験でした。

 

まとめ

  • いろいろな判断基準がある
  • 同じ環境でも別の結果を創れる
  • 仕事を楽しくする人は仕事の志を持っている
  • 働くスタッフの志がブランドを創る
  • 湧き出るモチベーションは自分の中に宿る

 

以上が台風の中で感じたことです

次回は、決断する時に大切なことは何なんだろうかということです

 

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この記事を書いた人
渋谷 光弘
Shibuya Mitsuhiro
代表取締役
著者:みっちゃん

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