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ヒートショックと対策方法②

ヒートショックって怖 いと聞いたんですけど、対策方法ってどんな方法があるんですか?このようなご相談を頂いたので、正直なお話をさせて頂きます。

こんにちは渋谷石油のプロパンガス部門の渋谷です。

プロパンガスを通し
“より快適、安全な暮らしを”のお手伝い
今日もここに向けて全力で仕事をしたいと思います。

先日、お客様からこのような相談を頂ました

具体的にお聞きすると
・ヒートショックってどうして起こるの?
・ヒートショックってどんな場所で起こるの?
・ヒートショック対策にはどのような方法があるの?
前回の続きで、今回は赤字の1点について詳しく説明していきます。

ヒートショック対策にはどのような方法があるの?

大きく分けて3つありますのでご紹介します。

  1. お風呂のお湯は低めに設定する
    お風呂の温度が42度以上になると心臓に負担が掛かります。また、41度以上になると浴槽での事故が増えると報告されているので、お風呂の温度は38度~40度に設定するのが推奨されています。
    更に、入浴する際は手や足など心臓から遠い場所から順にかけ湯をして下さい。浴槽に浸かる時も首まで浸かると心臓に負担がかかるので、胸のラインまでにしましょう。
  2. 浴槽から出るとき はゆっくりと出る
    お湯に浸かっている時は体が温められ、血管が広がって血圧が低下しています。その状態で立ち上がると、めまいを起こしたり失神したりする 事があります。飲酒後の入浴も避けましょう。また、入浴前と入浴後には水分を取って下さい。
  3. 脱衣所・浴室とトイレを暖める
    暖かいリビングやお部屋から脱衣所やトイレに移動した際の温度変化を軽減する為に、暖房器具を設置する。
    では、具体的にどの様な器具があるのかご説明します。

脱衣所・浴室は浴室暖房乾燥機があり、電気式とガス式等があります。
電気式の特徴は、電気で動き、浴室や脱衣所が暖まるまでに20分~30分かかります。

ガス式の特徴は、ガスで動き、浴室や脱衣所が暖まるまでに5分~10分かかります。

時間当たりのランニングコストは電気式の方が安いですが、浴室や脱衣所が暖まるのに電気式はガス式の2倍以上時間がかかる為、実際にかかるランニングコストはガス式の浴室暖房乾燥機の方が安いです。

トイレの暖房は人感センサー付き電気温風器やガス式パネルヒーター等がお勧めです。
電気温風器の特徴は、コンパクトなのでトイレの中でも設置しやすく直ぐに暖まることです。但し、風が出るのでほこりや衛生面が気になります。

ガス式パネルヒーターの特徴は、本体は薄く壁掛タイプですと邪魔にならない。対流式なので風も無く衛生的です。但し、設置には工事が必要で設置費用がかかるところが気になります。

電気式だとハロゲンヒーター等もありますが、狭いトイレだと火傷や衣類が焦げる等のリスクがあるので、あまりお勧めできません。

ヒートショック対策まとめ

マンションやアパートや一戸建て等、また予算によってガス式・電気式と選択肢は変わってくるとは思いますが、暖房器具があるとかなり快適です。私事ですが、家に浴室と脱衣所に暖房をつけてから子どもたちが脱衣所で「寒い~」って叫ばなくなったのを見て、つけてよかったな~って思います。皆様もご家族のためご自身のために浴室・脱衣所等に暖房器具をつけられてはいかがですか。

 

ご相談して頂いたお客様は

後日、ガス式浴室・脱衣所乾燥暖房機を購入して頂いて、

『寒い朝でも脱衣所は5分で暖まるので快適です』
『お風呂に入るときも本当に暖かくて最高』
『お婆ちゃんも長生きできるわ~って喜んでいます』

喜んで頂けて嬉しいです。
こんなふうに少しでもお客様の力になれる事があればいいなと思っています。
暮らしの中で不便に思ったり、これってどうにかならないかな?
って思ったらいつでもお気軽にご連絡下さい。

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この記事を書いた人
渋谷 昌史
Shibuya Masafumi
ガス部門
著者:まさふみ