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業界だけが知っている中古車オ-クションの裏話2

2月に入りテレビCMや新聞折り込みなどで新車・中古車の広告を見かける機会が増えたように感じる方も多いのではないでしょうか?
2月・3月は年度末、各社決算時期で、各社メーカー、ディーラーも販売に力を入れていますので、一年で一番販売台数が伸びる月になりますね。
また、免許を取得して車の購入や、転勤、引っ越しなどでも車の入れ替えが多いという事もあるのかもしれませんね。

 

中古車の市場

こんにちは!
熊山サービスステーションの荒島です。
「安心で快適なクルマ生活を送る」お手伝い
今日もここにむけて
全力で仕事をしたいと思います。

オートオークションに出品される中古車には出品票(査定票)がつけられて
各オークション会場の検査員が一台一台、査定をした結果が記入されているものです。
中古車は同じ年式、走行距離が似ていても全く同じコンディションのものはありません。
ですから、検査員も入念に査定を行っています。
でもさらに下見(現車確認)をするのか?

この出品票には外装の傷の具合、内装の状態、装備、自動車の総合的な評価(評価点)が記入されています。
この出品票を記入するのは第三者として中立な立場のオークション会場の検査員ですから、基本的にそこに記入されている内容は信用されるものです。
といってもオートオークション会場には毎日たくさんの中古車が運び込まれています。
検査員も1台1台の中古車の検査にそれほど多くの時間をかけることはできません。
1台にかけられる時間はオークション会場によって異なりますが、長くても15分程度です。出品票に記入できるスペース・内容は限られています。
出品票のデータは重要ではありますが、それですべてが分かるわけではありません。
細かいことはやはり、実物を見てみなければわかりません。

僕がまだ買付けに行き始めた頃は買った車に冷却水が入っていなくて
点検した結果、オーバーヒートして不具合があった車や、エンジンをかけてすぐには
わかりませんがエンジンが温まってくると白煙が出る車、購入して試乗してハンドルを切ると「カラカラ~」をドライブシャフトから異音がする車。
出品票には記載されてませんが、ペットの毛があって臭いが強烈なものなどなど・・・

こんな事もあってオークションの評価を見ていくと「あれっ?」と思う車が、結構あるんです。
意外とオークションの検査では見過ごされやすい部分もあるんです。
ぶっちゃけ、業者同士の取引の場のオークションでは様々な手口で「プロ同士の騙し合い」が行われているのが事実なんです。
騙されない為にもノウハウ・経験がその生死を分けると言っても過言じゃないです!

なので以下の所をチェックするようにしています。
詳細まで書くと長くなるので各項目重要な3つだけご案内します。

外装

・ 検査員チェック箇所以外に目立つ傷、ヘコミ、板金跡、交換歴がないかの確認
・ 下回りのサビ・腐食(ナンバープレートをチェックして雪が多い所や海沿いの車はサビや腐食している可能性が高いので要チェックです。)
・ ドアの開閉具合(パワースライドドアの異音があれば不具合が起きる前兆かも?なので購入対象から外します。)

内装及び電装

・ 車内の臭い(室内に動物の毛の有無、灰皿の使用)
・ ドア内張り、シート、天張りの汚れ、コゲ
・ オーディオの種類(CD・MD・カセットなど)、電源のON/OFF

エンジンその他

・ アイドリングの安定性、異音
・ ATシフトチェンジ時ショック、タイムラグ
・ ボンネットを開けた状態でのオイル漏れ

実はオートオークションでは絶対にできないことがあります。
それは実際に自動車を動かすこと。エンジンをかけることはできても、実際に車を走らすことはできません。現車下見でわかることには限界があります。
その為、私達は購入後(落札後)、車両を自社に早急に持ち帰って試乗し
異音や変速などチェックし、自社工場での点検を行い不具合があればすぐに
オークション会場に購入車両に対してのクレーム申告を行っております。

私達にもお力になれる事があると思いますので
日々のちょっとした「?」のお力にならせてください。

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この記事を書いた人
荒島 成利
Arashima Narutoshi
マネージャー
著者:荒ちゃん