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失敗が怖い…そんな自分を変えるには!?

今回のテーマは“失敗の怖さ”です。

以前、「成功」についてブログを書きましたが、今回はそれと逆の「失敗」についてです。

ポートヒル御津ss、入社2年目の新田です。
この記事は、新入社員として渋谷石油に入社した僕の体験談をもとに、同世代の働く人たちへ役立つ情報を配信するための連載です。

前回は日常のありがたさについてブログを書きました。
前回のブログはこちら↓
「当たり前の中にある、日常のありがたさ」

新しいことを始めたり、何かに挑戦したりする時、「失敗するの怖いなぁ」と感じることはありませんか?適度なストレスは集中力が高まり、パフォーマンスが上がることがあります。しかし、失敗することを怖がりすぎると、行動できなくなってしまいます。そんな失敗の怖さについて、詳しく書いていこうと思います。

仕事をする中で気づいた失敗を「怖い」と思う自分

仕事を始めて2年目ですが、僕は失敗することをとても怖がっていました。しかも、わりと最近まで。お客様に声をかけたり、慣れていない作業をしたりするとき、もやもやと心の中に湧いてくる不安な気持ち。以前は当たり前にできていたことも、何度か失敗すると、「また失敗したらどうしよう」と思い、できなくなってしまったり… そうすると、新しいことをしようと思ったときも、まず考えてしまうのは「失敗したらどうしよう」でした。

今までの自分を振り返ってみると、仕事以外のことでも、僕は失敗に怯えながら生活していました。些細なことであっても、上手くやらないといけない、成功するのが当たり前だというような考えが、自分を締め付けていました。

失敗を怖いと感じてしまう原因

1. 失敗はいけないことだと捉えている

心理学者のキャロル・S・ドウェック氏は、考え方の違いがどれだけの影響を及ぼすのか実験を行いました。
中学生数百人を対象に数学の問題を解いてもらい、二つのグループに分けました。
一方は問題を解いた後に、「よくできたね」と褒められるグループ。
もう一方は、「もうちょっと頑張るべきだったね」と指摘されるグループ。
その後、すべての学生に数学の問題に挑戦してもらいました。この数学の問題には簡単なものも難しいものもあります。
結果はどのようになったのでしょうか。
驚くことに、「よくできたね」と褒められたグループは難しい問題に直面すると諦めてしまいました。逆に「もうちょっと頑張るべきだったね」と指摘されたグループは難しい問題も諦めずに解こうとしました。
この結果には、失敗の捉え方の違いがありました。
褒められたグループは、問題を解けないのは自分の能力がないからだと捉えて、失敗は悪いことだと考える傾向がありました。指摘されたグループは問題を解けないのは自分の努力が足りないからだと捉え、もっと努力する必要があると考える傾向が見られました。
このよう成績重視、結果重視で育ってきた人は、失敗することはいけないことだと捉えてしまい、失敗を怖いと感じてしまうようにことがあります。

2. 失敗を人に見られるのが嫌

失敗することはいけないことだと捉えるようになると、それを他人に見られることも怖いとなってくるのではないでしょうか。
学生の頃、先生に「この問題わかる人?」と言われて手を挙げる場面ってよくあると思います。そこで、答えはわかっているけどもし間違えていたら恥ずかしいからと手を挙げれませんでした。
また、部活動でバレーボールをしていて顧問の先生が来ていないときはのびのびプレーできているのに、顧問の先生がきて練習を見られているときは、緊張してしまったり、わざとシューズの紐を結び直して時間を稼いだりしていました。
こんな経験、僕以外でもお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
自分一人だけの状態で失敗するのはいいけど、その失敗を誰かに見られるのが嫌。周りの人に笑われる、バカにされる、自分の評価が下がってしまうんじゃないか… そのような思いから失敗が怖いと感じるようになることがあります。

「失敗=怖い」を克服する方法

1. 失敗の捉え方を変える

「失敗=怖い」という考えを解消するためには失敗の捉え方を変える必要があります。
「失敗ばかりする自分はダメなやつなんだ」と考えるのはやめにしましょう。
まずは失敗したことを自分の能力が低いからだと捉えるのではなく、自分の努力が足りなかったからだと捉えましょう。そして、本当の失敗の原因はなんなのか、次に失敗しないためにどんな努力が必要なのかということを考えればいいのです。
失敗すること自体は悪いことではありません。失敗をすることで、人はいろんなことに気づき、成長していくことができます。
一番よくないのは、失敗をそのままにしておくことなのです。
また、失敗を人に見られることで自分の評価が下がってしまうなんてことはありません。
失敗は誰でもするものなので周りの人はそれほど気にしていません。むしろ、よく頑張っていると思われることも。
失敗を気にしているのはあなた自身ですよ!

2. 成功した体験を振り返る

以前のブログにも書きましたが、失敗が続くと上手くいかないことばかり考えてしまいがちです。
そんなときは成功したときのことを振り返ってみてください。
成功したときのことを思い出し、細かく分けて考えていきます。こうやったとき上手くいったという自分の成功パターンを見つけることができれば、意図的に成功に近づくことができます。成功を自分で生み出せるようになれば、「失敗=怖い」という考えも少しずつなくなっていきます。

まとめ

「失敗=怖い」と考えてしまう原因は
・失敗はいけないことだと捉えている
・失敗を人に見られるのがいや

そして、それを克服するために
・失敗の捉え方を帰る
・成功した体験を振り返る

失敗を乗り越えた先には成長が待っています!
少しずつでいいので「失敗=怖い」を解消していきましょう(^ ^)

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この記事を書いた人
新田 歩夢
Nitta Ayumu
カーライフプランナー
著者:にったちゃん