自分を整える小さな習慣
気持ちに余裕がないとき
気持ちに余裕がないときほど、なぜか物事がうまくいかず、空回りしてしまうことはないでしょうか。少しのことで焦ってしまったり、普段なら気にならないことに引っかかってしまったりする。そんなときほど視野が狭くなり、自分の状態に目を向ける余裕もなくなってしまいます。結果として、周りに気を配ることもできず、さらにうまくいかない流れに入ってしまう。
私自身、そう感じる場面が何度もありました。
自分でも「よくない流れだな」と分かってはいるものの、どう整えればいいのかが分からない。そのまま過ごしてしまうことも少なくありませんでした。
そんな中で、社内の勉強会で「自分を整える」というテーマに触れる機会がありました。自分の思い込みや無意識の行動に気づくためには、まず自分の状態を整えることが大切だという内容でした。
そこでまずは難しく考えず、「一つだけ行動を変えてみる」ことにしました。小さなことでもいいから、毎日続けられること。その中で選んだのが、毎朝のトイレ掃除でした。

トイレ掃除を選んだ理由
トイレ掃除を選んだ理由は、とてもシンプルです。掃除にはストレスを軽くする効果があると聞いたことがあったこと。そして、毎日使う場所なのに、自宅での掃除は任せきりになっていたことに気づいたからです。
少し調べてみると、トイレ掃除にはいくつか良い影響があることも分かりました。
・きれいになると気分が上がり、自分に対して少し前向きになれる。
・無心で取り組むことで、頭の中が整理される。
・あえて人がやりたがらないことをすることで、気持ちに余裕が生まれる。
特別な準備もいらず、すぐに始められる。それでいて、思った以上に自分に返ってくるものがあると感じました。
続かなかったものが続いた理由

とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。「やろう」と決めても、数日は普通に忘れてしまいました。新しいことは、意識しないとどうしても後回しになってしまいます。
ただ、一度やってみたことで変化がありました。初めて掃除をした翌朝、起きてすぐに「そういえばトイレ掃除」と思い出せるようになったのです。いつもの「起きてトイレに行く」という流れの中に、自然と掃除が加わったような感覚でした。
もう一つ大きかったのは、「やってよかった」と感じられたことです。きれいになった空間を見ると、少し気分が良くなる。その小さな満足感が、「今日もやろうかな」という気持ちにつながっていきました。気づけば、やらなくてはならないことではなく、やると気持ちがいいことに変わっていました。
整う感覚を実感して
続けてみて感じたのは、「きれいになると、気持ちも整う」というシンプルな変化でした。トイレがきれいになると、不思議と頭の中もスーッと風が通ったような心地いい感覚になります。朝のスタートが少し前向きになるだけで、その日の過ごし方も変わってくるように感じます。
気分に振り回されるのではなく、自分で整える習慣を持つこと。それだけでリラックスして過ごせるのだと気付けました。
今回の習慣は思いつきから始まりましたが、やってみて初めて分かることがありました。そして、これから大切なのは続けていくことだと思っています。続けることで、また新しい気づきが出てくるはずです。
トイレ掃除は、特別なことではありません。誰でもすぐに始められる、とてもシンプルな行動です。もし少し気持ちが整わないと感じることがあれば、まずは一度やってみてください。小さな行動ですが、自分の状態を整えるきっかけになると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





