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VISIONをもつ価値~理想のお店~

「ビジョンを持ちましょう。」
誰かに言われたり、本やSNSなどどこかで見たことがあったりしますでしょうか?
今回は、飲食事業の立ち上げの経験を通して学んだビジョンの大切さについて書かせていただきます。

ビジョンをもつ意味

そもそもビジョンってなんなのでしょうか?

インターネットで検索してみると、
「将来のある時点でどのような発展を遂げていたいか、成長していたいかなどの構想や未来像」(コトバンク参照)
とありました。
例えば、3年後にどうなっていたいのかを考えた時に
「市内で一番売り上げる飲食店になる」
「従業員が1000名を超える規模の会社になる」
「お客様会員が1万人を超えるお店になる」
などがビジョンになります。

これをリーダーが共有することで、チームがどこに向かって進めばいいのか?がより明確になります。

この「ビジョン」。
オープンするときにメンバーで話をしたのですが、経験も浅い分、具体的なイメージが描けなかったんですよね…。

ビジョンの捉え方

〜お店をオープンした時と、今の感じ方の違い〜
ビジョンって大切って言われているけど、何が正しいんだろう?そんなことを考えながらも、お店はオープンし、頭をゆっくり働かせる余裕がないまま営業をする日々が始まりました。オープンしたばかりの時は本当に大変で、ディナーのみの営業だったにも関わらず、朝から仕込みをはじめて、お店を17時にオープンし24時閉店にも関わらず、片付けが深夜の3時を過ぎることも何度もありました。

正直、ビジョンとか考えられる状態ではなかったです(笑)来てくださったお客様に、料理を提供すること。当たり前のことかもしれませんが、それしかできませんでした。

そんな中ですが、ものごとを判断する基準はありました。それは、「その行動がチームやお客様のためになっているのか?」これを呪文のように唱えていました。VISIONとは言えませんが、これがなければ判断基準を失いお店は崩壊していたのではないかと、今、振り返ってみて思います。

そんな激動なオープン時期を越え、お客様やスタッフと話をする中で、オープン当時にはもっていなかった、イメージすることができていなかった「つくりたいお店の姿」を少しずつ具体化することができるようになってきました。

 

やってみなくちゃわからないことってたくさんあって、悩んでても仕方ないことってたくさんあるんだと思います。VISIONをつくってその通りに実現する。そんな聞いてみたらかっこいい生き方だけじゃないんだと今では思っています。

神野が作りたい理想のお店。VISION。

今、オープンしてから2年半の時を越え、僕が、僕たちがつくりたいお店は
【ここにくると「ホッとする」「いやされる」「元気になる」家族の幸せチャージ!のお手伝い】
ができるお店です。

世界を掴む!とか、そんな感じではないですが…

目の前のお客様に向き合って、喜んでもらうこと。居心地がいいなって、また通いたいって思ってもらえるような居場所を作っていきます。

これを決めた時、自分の中で変わりました。迷いがなくなりました。誰にどんなことを届けるのかが明確になりました。毎日の仕事が楽しくなったのです。

 

VISIONの価値とまとめ

働く前にもっていたもの、働いてわかったことたくさんあります。
その中でもVISIONをもつことで
・進む方向性がはっきりする
・判断基準が明確になる
・毎日が楽しくなる
とても重要なことだと感じています。

今はまだ1店舗ですが、より多くの人に喜んでもらえるように、今後、出店をして広めていきます。今のお店にこだわらず、働くスタッフと一緒につくりたいお店のVISIONを明確にしながら。
でもやっぱりまずは、目の前のお客様に向き合うところからですね!

 

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この記事を書いた人
神野 一将
Zinno Kazumasa
店長
著者:かず