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タイヤの製造年数と交換の基準

ポートヒル御津ss、入社2年目の新田です。
この記事は、新入社員として渋谷石油に入社した僕の体験談をもとに、同世代の働く人たちへ役立つ情報を配信するための連載です。

前回はバッテリーついてブログを書きました。
前回のブログはこちら↓
どうやって確認する?バッテリーの製造年月日!

みなさんタイヤの製造年数って気にしたことありますか?
タイヤには製造年数の記載があり、交換したほうがいい経過年数の基準もあります。
今回は自分の実体験とともに、タイヤの製造年数と交換したほうがいい経過年数についてお伝えしていきたいと思います。

タイヤの製造からの年数の大切さを感じた時

以前古いタイヤを付けていて、ヒヤッとしたことがあります。
今は新しいタイヤを付けているのですが、その前は恥ずかしながら2004年に製造されたタイヤを付けていました。というのも、中古でタイヤとホイールのセットを購入したのですが、まだ溝が多く残っていたので、まだ大丈夫だろうとそのままにしていたのです。
最初の頃は何事もなく普通にのれていました。しかし、半年ほど経ったある日、出かけた先でなんとなくタイヤが目に入り、どこか違和感を感じました。
近くに寄って良く見てみると、タイヤに亀裂が入り、ワイヤーが見えていました。タイヤの内側のワイヤーとはタイヤの骨組みであり、これがあることで空気圧や走行の衝撃に耐えることが出来、形が保たれるのです。そんなワイヤーが見えているということは、走行中にバーストしてしまい、大きな事故につながりかねないということなのです。

https://applehamamatu.hamazo.tv/e8101701.html
(↑自分の車のタイヤの写真は撮ってなかったので、参考の画像です。まさにこのような感じでした。)

危険を感じた僕はすぐにタイヤを注文し、間に合わせでスタッドレスタイヤに付け替えました。
バーストなどはしませんでしたが、もっと気付くのが遅かったらどうなっていたかわからないなと思いました。

製造年数が記載されている場所

タイヤの製造年数は側面に記載されています。ただし、製造年数はタイヤの片側のみに刻印されているため、車についている状態では確認できない場合もあります。

下の写真のように文字が刻印されており、しも4桁の数字が製造年週を表しています。最初の数字(今回の場合は35)は週を、最後の数字(今回の場合は18)は年を示しています。

交換した方がいい製造からの年数

タイヤを交換する基準というと、溝の減り具合だけだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、製造からの年数も基準の一つなのです。
走行距離があまり多くなく溝の減りが少ない場合でも、製造から5年経過したタイヤは交換が推奨されます。
タイヤはゴムでできているため、時間の経過とともに劣化してきます。劣化したタイヤは本来の性能を発揮できず、制動距離(ブレーキをかけてから車が止まるまでの距離)が伸びたり、グリップ力が低下したりしてしまうのです。

まとめ

・タイヤの製造年数は側面に記載されている
・製造から5年経過したタイヤは交換時期である

事故が起こる可能性を未然に防ぎ、安心して車を運転していくために、交換時期が来ているタイヤは早めに交換することをおすすめします。

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この記事を書いた人
新田 歩夢
Nitta Ayumu
カーライフプランナー
著者:にったちゃん