こんにちは。ポートヒル御津SSの新田です。

「なんで車って、燃費落ちるんかな〜」

先日、お客様からこんなことを尋ねられました。
車は乗っていると、燃費がだんだん落ちるものと知ってはいるものの・・・
いざ なんで？ と聞かれると僕は、上手く答えられませんでした．．．

『そういえばよくわからんな！ 』と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで、今回は燃費が落ちてしまう原因と、燃費を伸ばすテクニックの一部を紹介していきたいと思います。

燃費が悪くなる原因

車の燃費が悪くなる原因として考えられるものは、

• 部品が劣化してしまっている
• エンジンオイルが古くなっている
• 荷物を積んでいる
• タイヤの空気圧が低い

があります。

燃費を確認する方法

最近の車には燃費計がついている場合が多いですが、ついていない車ではどのように計算するかご存知でしょうか？

まずは、燃料を満タンにしてください。そしてその時の距離を覚えておきます。トリップメーターがあれば、表示をリセットしてください。

（矢印のボタンを長押しでリセット）

実際に走行した後、給油する時に、また満タンにします。
前回の給油から走った距離、またはトリップメーターの距離を給油量で割ると燃費を計算することができます。

リセットしてから走った距離が２００kmで給油したガソリンの量が１０リットルの場合、燃費は２０kmとなります。

詳しくはこちらをご覧ください！

燃費が悪くなる原因①
部品が摩擦で劣化してしまっている

走行距離が多くなればなるほど、
エンジン・サスペンション・タイヤ・ブレーキ…などの部品が摩擦によって劣化していきます。

燃費に関わる部品が劣化して、本来の性能を発揮できなくなっていくと、その結果、燃費も悪くなっていきます。

エンジンやサスペンション、ブレーキなどは知識や経験がないと、なかなか判断するのは難しいです。

整備工場などで点検してもらい、状態を確認してもらうことをお勧めします。

燃費が悪くなる原因②
エンジンオイルが古くなっている

走行距離が伸びてくると、多くの方はエンジンオイルの交換などのメンテナンスを疎かにしてしまいがちです。エンジンオイルを交換しないとエンジンの本来の性能を発揮できません。

オイル交換を定期的に行っておくことで、燃費が向上するだけでなく車の寿命も伸ばすことができます。

車が少し古くなってくると、「あまりお金をかけたくない」と思う方もいらっしゃると思います。

とはいえ、まだしばらくは乗り続けたいと思っているなら、燃費を良く乗り続けるためにもオイル交換をおすすめします。

燃費が悪くなる原因③
荷物を積んでいる

車の総重量が重くなると燃費が悪くなってしまいます。

後部座席やトランクに荷物をたくさん積んでいるまま走っていると車の総重量が重くなってしまいます。

燃費が悪くなる原因④
タイヤの空気圧が低い

タイヤの空気圧が低いと、タイヤが地面と接する面積が多くなり、摩擦が大きくなるため、燃費が悪くなります。

長い間、空気圧の点検をしていないと、どうしても少しずつ空気は抜けていってしまいます。

定期的に空気圧を点検しておくことは、パンクなどを早く発見できるだけでなく、燃費が悪くなるのを防ぐことに繋がります。

燃費が悪くなってきた…
そんな時のテクニック！

燃費を伸ばすテクニック①
タイヤの空気圧をあげる

身近なところで例えればタイヤの空気圧不足の『自転車』とタイヤの空気をたくさん入れた『自転車』の漕ぎやすさの違いです。

タイヤの空気圧を適正値よりも少し高めにしておくと、タイヤが地面と接する面積を減らすことができます。そのため、より小さなパワーで車を走らせることができ、燃費が向上します。

ただ、空気圧を高めにしすぎると、乗り心地が悪くなるので注意が必要です。

燃費を伸ばすテクニック②
定期的にエンジンオイルを交換する

『エンジンオイル』は人間に例えると『血液』
車も人も『血液』がドロドロだったら、調子がわるくなるのは想像できるでしょうか？

『車のエンジン』は人間に例えるなら『心臓』
なるべくストレスのない状態で動かせあげたいものです。

オイル交換は一般的に３０００〜４０００kmまたは、６ヶ月に１回と言われています。

定期的にオイル交換しておくと、エンジン内部のパーツ同士がスムーズに動いて燃焼効率が向上し、燃費も良くなります。

燃費を伸ばすテクニック③
車に無駄な荷物を積まない

車の総重量が低くなると燃費が伸びます。
小さなことですが、総重量が重くなると、加速やブレーキ、ハンドリングなどに影響を及ぼします。

無駄な荷物は車から降ろしておくようにしましょう。

燃費を伸ばすテクニック④
丁寧な運転を心掛ける

突然アクセルを踏み込んで急発進や急加速したり、急ブレーキを踏んだりするような運転は燃費を下げてしまいます。

アクセルやブレーキをゆっくりと踏み込み、丁寧に運転することを意識するだけでも燃費を向上させることができます。

燃費を伸ばすのは小さな積み重ね

１つ１つのテクニックは大きくないかもしれません。

しかし、ちょっとしたことを日々意識して運転やメンテナンスを行うことで、大きく燃費を伸ばすことができます。

「塵も積もれば山となる」です。
燃費を伸ばして、節約していきましょう。

僕たちは、

• エンジンルームの点検
• タイヤの点検、空気圧調整

点検はすべて無料で行っています。
何かわからないことや、困ったことがあればお気軽にご相談ください。