閉じる
お問い合わせ
Facebook Twitter

10月から飲食店によって消費税が変わる!赤から和気店の軽減税率の対応は?

軽減税率。

今回は、飲食店の店長っぽい記事を書かせていただきます(笑)

10月から増税となり、消費税は10%となります。
その中で「軽減税率」という制度があり「?」となっている方も多いようです。
しかも、飲食店でもお店によって軽減税率が適用されるお店と適応されないお店に分かれる様です!

「軽減税率ってなんなの?」
「どのような商品が軽減税率の対象なの?」

そんな疑問にお答えしていきたいと思います。

そもそも軽減税率とは?

軽減税率とは、2019年10月に10%引き上げられる消費税の中で、一定の商品・サービスについては、消費税を8%のままとする制度のことです。
軽減税率の対象品目は2つあり、「酒類・外食を除く飲食料品」と「週2回以上発行され定期購読される新聞」です。
飲食料品であればすべてが税率8%と勘違いされる方がいるかもしれないので注意が必要です。外食は基本的には消費税10%となり、持ち帰りに関しては軽減税率が適用されるという制度なのです!

お店による軽減税率の対応の違い

消費者のみなさんが混乱するのはおそらく、お店によって軽減税率の対応が変わってくるというところです。

.jpg
※毎日新聞 デジタル紙面参照

牛丼チェーン大手3社の対応がわかりやすく分かれているので参考になります。
ポイントとしては
・店内飲食は通常の税がかかり、持ち帰りは軽減税率対応にする
・増税、軽減税率をふまえた上で価格を増税前と据え置きにする
・店内飲食も持ち帰りも同じ税がかかる設定にする

これ、ちょっと驚きではないですか?
例えば、吉野家では持ち帰りの方が店内で飲食するより2%お得だから持ち帰りにしよう!となるのですが、松屋も同じだと思って持ち帰りをしたら、実は店内で食事するのと変わらないということなのです!

「なんでお店によって違うの?統一してよ!」

と、思う人もいるかもしれません。僕もできたら全店統一してほしいです。各社いろいろな思いがあるようです。
・消費者に増税による負担をなくしたい
・そもそも増税に対応するシステムになっていないため、変更には多額の費用がかかる
などなど。
逆に、統一しなくてもよいのだということに少し驚きではありますが…
間違いなく消費者にとっての混乱のポイントとなりそうです。お店側からのキチンとしたお伝えや対応が鍵を握ります。

赤から和気インター店と軽減税率

さて、では赤から和気インター店はどうなるかと言いますと「吉野家と同じスタイル」となります。つまり、店内飲食は消費税10%が適用されて、持ち帰りは軽減税率により8%の税となります。理由はシンプルにレジが税を分けることに対応できたからです。オープンしてまだ2年と少ししか経っていないため、レジ自体が新しかったようです。(ラッキーでした)
赤から和気インター店は、実はすべての商品を持ち帰ることが可能です。
鍋も自前の鍋を持って来ていただくと、こちらで盛り合わせてお渡しすることもできます。

10月から、増税と軽減税率の制度で持ち帰りやお弁当の需要が高まってくると予想されるので持ち帰りできることをしっかりとお客様にお伝えできたらと思います。

軽減税率のまとめ

さて、少しでもわかっていただけたでしょうか?

簡単に今回の内容をまとめると
・10月から増税だが、「酒類、外食を除く飲食料品」と「週2回以上発行され定期購読される新聞」は軽減税率の対象となる
・飲食店によって、対応が分かれるため注意が必要
・赤から和気インター店では、持ち帰りには軽減税率が適応される
という感じです。

いや〜調べていて、思ったより複雑だったり、お店によって対応が違ったりするのは混乱することにつながりそうですね。だからこそ、お店側はお客様に理解してもらえるような対応をしていく必要があります。

増税はお客様側にもお店側にも、負担がかかるもの。しかし、ある意味今回の増税がきっかけで、ちょっと持ち帰りもしてみようかなというお客様がでてきて、赤から和気インター店のことを知ってもらえるきっかけになれば僕も嬉しいです。

この記事をシェア
この記事を書いた人
神野 一将
Zinno Kazumasa
店長
著者:かず