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仕事中につい言ってしまうその発言、まずいかも? 言い訳をしてしまう自分と向き合う

「でも」「だって」つい言ってしまうその言葉、自分の成長を止めてしまっているかも!?
人はなぜ言い訳をしてしまうのでしょうか。その秘密に迫ります。

こんにちは!
赤から 和気インター店 スタッフのみとみです。

前回は、僕が今まで働いてきて感じたことをブログにしました。自分で読み返してみると、恥ずかしいものですね。(>_<)前回のブログはこちら!

↓↓↓
前回のブログ:「信じて入った会社が合わない…」ぼくが新卒で働いて感じたこと

さて、今回は仕事中につい言ってしまう言い訳についてブログにしてみました。

仕事中に思わずポロリしちゃうもの。「でも…」「だって…」そんな言い訳。

ちなみにみなさんは、仕事中によく言い訳をするほうですか?しないほうですか?

僕はというと…めっちゃします(苦笑
例えば、上司に「これやって」と言われた時に「でも、今別の作業しているんで…」と言ってしまったり。

仕事が終わってから上司と話をして、「冷静に考えたらそれは言い訳やったなぁ」と反省するのですが、忙しい時や焦っているときは思わず「◯◯なんで無理です!」と言ってしまうんですよね。

入社したての頃は、自分が他の人に見てもらう立場だったので、とにかく自分のことで精一杯でした。

しかし、僕も2年目になって後輩を持つようになりました。
さらに、毎年新卒メンバーが中心に進めているバスツアーのフォロー役を僕がすることになり、後輩に仕事をお願いしたり、お願いした仕事が進んでいるかを確認するようになりました。

フォローする立場になってはじめて気づいたこと。本人は言い訳しているつもりはなくて、その人ならではのパターンがある

「自分が苦労した分、バスツアーを成功させつつ、後輩を勝たせるぞ!」
と意気込んでいたにもかかわらず、やることの抜け漏れが多く、むしろ僕が後輩に迷惑をかけていました。

「このままじゃあかんなぁ…」

そう思い、自分のスマートフォンにリマインダーを打ち込み、毎日進捗確認をするように。
しかし、それでもうまくいかない日々が続きました。

「頼んだあの仕事、どうなってる?」
と聞くと

「やり方がわからなくて…」

「最近店を閉める日が多くて、時間が取れなくて…」
と返ってくることも。

それを聞いた僕は
「本当にそうだろうか?言い訳じゃない?やらない理由を探しているだけでは?」

と、疑っていました。ひどいときは、後輩が置かれている状況を考えずに、「言い訳しないで、さっさと終わらせてくれ!」と、憤っていたのですが、あるときふに気づいたんです。

「おれも、そんなこと考えてなかったっけ?」

振り返ってみると、僕も

「だって、仕込みが終わらんくて時間が取れなかったし…」
「早起きしてやろうと思っていたけど、寝坊して時間なくなったし…」

と、それっぽい理由をならべて正当化していました。

「おれも、ひとのこと言えないやん!!!」

そう、思いました。

本当は自分が一番、言い訳していることに気づいている。言い訳してしまうのは、もう1人の自分と向き合うのが怖いから。

自分が言い訳してしまうのはなぜなのか?この機会に、言い訳してしまう自分とちゃんと向き合うことにしました。

先輩の指示を素直に聞けない自分。
頼まれた仕事をやろうとしない自分。
できないと決めつけて、始める前からあきらめている自分。

自分の見たくない嫌な部分を見続ける中で、気づけたことがありました。
僕は、言い訳することで、安心したかったんです。

「そういう理由があったんなら、しょうがないね」
って、言ってほしかったんです。

先輩のアドバイスに対して、「そんなの無理です!」と言い訳してしまう自分。無理です、と決めつけることで、これ以上自分が苦労するのを避けたい自分がいました。

「今の自分ができないのは仕方がない。だって、やりかたがわからないんだから。」
「あれやらなきゃいけない…でも、明日にしよう。疲れてるし。」

そう言い訳して、自分の行動を正当化していました。そしてそれを、誰かに認めてほしかった。

でも、なにかもやっとする気持ちがあったんですよね。
それは、本当はどうしたらいいか自分が一番わかっていたからでした。

本当の自分と向き合うために

「疲れた…正直しんどい。けど、やったほうがいいよな」
「どうやればいいかわからない…だから、自分なりに考えたり、先輩に聞いたりしてできる方法を見つけよう」

そう考えるもう1人の自分と向き合うのが怖くて、僕は言い訳していました。

自分が本当はどうしたいか。それに気づいて、ちゃんと向き合って動けるのが一番いいだろうし、それがかっこいい生き方なんだろうなぁって思います。
でも、全員が全員そう生きれるわけじゃない。僕もその1人です。つい、逃げたくなってしまいます。言い訳を使ってしまいます。

でも、言い訳して、それを認めてもらっても、心のどこかでもやっとする気持ちが残るんです。それはきっと、ほんとうに認めてほしい自分ではないからではないでしょうか。

ほんとうの自分と向き合うことは、きっとこわいことです。
僕も、「自分が悪かったです」と、素直に言うことは難しいです。「怒られるんじゃないか、幻滅されるんじゃないか」

そんなことを思うと、言い訳を言って逃げたくなります。

でも、勇気を出して、ごまかしのない自分をさらけ出して、それを受け入れてもらった時、ひとは本心から安心できるのではないでしょうか。

言い訳をせず、素直に自分の落ち度を認めた時。
それを一番認められるのは、ほかでもない自分自身でした。

言い訳をすればするほど、自分を認められなくなります。
自分を認められないからこそ、誰かに認めてほしくて、自分をよく見せようとしてしまいます。
でも、本当に認めてほしいのは、ほかでもない自分自身です。

自分に言い訳をせず、自分と向き合える人。
それが、実は一番強い人なのではないか。と考えています。

ではでは。

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この記事を書いた人
三富 椋太
Mitomi Ryota
ホール/調理
著者:みとみん