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仕事を選ぶなら接客業が最高なワケ

接客。人と直接、関わる仕事。

接客を仕事にするってどうなのか?考えたことありますか?
僕は接客が大好きです。

「人と話すのが苦手なので接客、ちょっと苦手なんです」

「自分が接客したら、お客様がすごく喜んでくれました!」

接客業をするかどうかの好みは人にとって両極端。大学で工学部の研究室で勉強していた僕の周りは、むしろ接客を仕事にしたがる人は少なかったです。

  • 人と直接関わって価値を提供すること
  • 商品づくりを通して、間接的に価値を提供すること

どちらも社会に価値を提供するという点で、必要なことだと思います。その中で、人と直接関わる、接客の仕事のよさってなんなのか?

仕事を選ぶ前と実際に働いてみてのギャップ、そして今「接客って最高の仕事!」と、僕が考えているのはなぜなのかをお伝えします。
今の仕事を悩まれている人や、就活中の人の参考になれば幸いです。

仕事選びで接客業を選んだワケ

どんな仕事が自分に合っているのだろう?

僕も、就職活動をしながら考えていました。もともと、大学院に進む予定で就職活動は2年後の練習のつもりでいろんな企業を見て回っていたんです。

大学生活のアルバイトやサークル活動の中で、人と関わることが好きになっていた僕は、営業職って自分に合っているのか?ということを就職活動を通して知りたいと思っていました。

そんな時ある会社の三次選考会では、面接じゃなくて、お客様役の社員に向けて実際に商品提案をするという選考がありました。自分が営業に向いているかを知れるチャンス。自分が学んできた分野とは違う商品の提案。練習はしましたが、不安はいっぱいでした。

そして迎えた選考当日。

緊張しながらもなんとか提案を終えて社員の方からフィードバックをいただきました。

「接客めちゃくちゃ向いているね!想像と違っていたよ」

と。このとき、すごく嬉しかったことを覚えています。
自分自身の力を世の中に役立てられる可能性があると感じました。

この経験があったから、仕事を選ぶ際に人と直接関わる仕事を選びたいと強く思うようになりました。ほんのちょっとのきっかけですが、それが接客業を選んだ一つの理由です。
(実は、この選考の会社が今、働いている渋谷石油です)

さて、僕が接客業を選んだ理由をお伝えしてきましたが、ここからは接客業を実際に自分の仕事にしてみてどう感じているのか?という話です。

仕事選びでの接客のよさ〜ガソリンスタンド編〜

1年目、ガソリンスタンドでお客様の車に関するお困りごとを解決するサポートをするのが僕の仕事でした。

都市から離れると生活するためにも車の必要性はあがります。ほとんど毎日使う人もいるでしょう。そんなに頻繁に使うのに、車のこと、よくわかってない人が多いのです。オイル交換?タイヤの交換時期?etc…

車の作業は、車の内部のことが多いので交換などをしてもすぐに変化がわかるわけではありません。けど、走っていくうちに実感をしてもらえたりします。

「この間はありがとう!なんか車の調子がいいわ!」
そういう言葉を直接お客様にもらえるのが何よりうれしいと感じます。自分が役に立っているな〜と感じる瞬間です。そう、なにより最高なのは、お客様とのやりとりを通して直接役に立っていることを実感できることです。

仕事選びでの接客のよさ〜飲食店編〜

2年目は飲食のホールでの接客がメインとなりました。この接客、ガソリンスタンドと大きく違うのはお客様の反応が秒速で返ってくることです。飲食店で提供する商品は、当たり前ですがお客様は口に入れます。

なので、すぐに反応が返ってくるのです。

「おいしい!」「辛い!」「熱い!」etc…

飲食の接客って最高だなと思うのは、おいしい食事をスピードも問題なく提供できれば、ほぼ全ての人が笑顔になります。
おいしい食事を食べて「なんでおいしいんだ!」と怒りをあらわす人はいないはずです(笑)喜ぶ前提で来店されるお客様に接客する。こんなにも好条件な接客もなかなかないと思います。幸せな仕事だと思います。

飲食店での接客でも、ガソリンスタンドの接客でも僕が共通して良いなと思うところはお客様の役に立ち、それがダイレクトに反応として返ってくることを知れることです。

接客を通して得られた最高の瞬間

飲食で接客をしていると、高頻度(1週間に1回ぐらい)で来店されるお客様がいました。赤からでは、鍋のしめにリゾットや雑炊を直接スタッフがお作りするのですが、それをとても気に入ってきてくださっているようです。
こんなに何度もこられているので近くに住んでいるのかな?と思っていたらなんと姫路からわざわざ足を運んでくださっているそうです。

「姫路にも赤からがあるけど、ここの方がおいしいし接客もいいし、私たちは癒しを求めにきてるんよ!」

こんな言葉をお客様からいただきました。めちゃくちゃ嬉しかったです。

「お腹すいたし、どこでもいいからとりあえずあのお店に入ろうか」

ではなく

「あそこだからこそ行きたいね」

そう思ってもらえるお客様がいたこと。そんな空間をみんなで創れたこと。仕事をしていて最高だなと感じた瞬間でした。

接客を仕事に〜仕事選びのポイント〜

僕が思う、接客を仕事にするならこんな人がオススメというポイントは2つです。

お客様の反応を直接知りたい人

接客では、目の前のお客様相手に話をするのでお客様の嬉しそうな顔もつまらなさそうな顔も直接見て感じることができます。もちろん、喜んでもらえるのは最高ですが、逆にお怒りも直接いただきます。よくも悪くもダイレクトな反応。はっきりしているので、それが知りたい人はオススメです。

コミュニケーション力をつける

コミュニケーション能力は大事!と最近よく言われますが、生きていく上で誰かとコミュニケーションをとることは必ず必要になってきます。接客は、そのコミュニケーションの力がいやでも身につけることができます。お客様からの直接のフィードバックを瞬間瞬間でもらうことができるので。

コミュニケーションの力を身につけることは、広く言うと人生をより豊かにするためにも超重要なものだと僕は思っています。そんな力をつけたい方は絶対にオススメです。

接客は最高の仕事

どんな仕事もお客様の役に立つから存在している。
そんな仕事の中の接客のお仕事、ぜひ楽しんでやってもらいたいです。

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この記事を書いた人
神野 一将
Zinno Kazumasa
店長
著者:かず