「人の目が気になる…」を克服したい!
今回のテーマは“人の目が気になる”です。
ポートヒル御津ss、入社2年目の新田です。
この記事は、新入社員として渋谷石油に入社した僕の体験談をもとに、同世代の働く人たちへ役立つ情報を配信するための連載です。
前回は失敗の怖さについてブログを書きました。
前回のブログはこちら↓
失敗が怖い…そんな自分を変えるには!?
人の目が気になる、相手からどう思われているのか気になる,,,と悩んでいる方はいませんか?僕もそう悩む一人でした。前回のブログでは失敗を怖いと思っていたことを書いたのですが、その原因の1つが「人の目が気になる」というものでした。前回では書ききれなかったので、今回はこのことについて、詳しく書いていきたいと思います。
人の目が気になる…
仕事をしているときや、プライベートでもなんだか周りの目が気になる。周りからどう思われているのかといつも考えてしまっている。やりたいことがあっても、「周りからどう思われるだろう…」と思い、行動できなかったり、何か手伝ってほしいと思っていても、「嫌がられるかもしれない」と思い、声をかけられなかったり。いつも人の目を気にしていた僕は、少し窮屈な思いをしていました。
窮屈なだけでなく、人の顔色をうかがっているばかりなので、周りの人のことを本当に信頼することもできていませんでした。
「お客様に嫌がられるかもしれない」「失敗するところを見られたくない」という思いから、お客様への声かけをするのも、ビクビクしていました。また、お客様に提案するときも、はっきり伝えなくてはいけないのに、「押し売りだと思われて、嫌がられるかもしれない」と、そんな経験をしたこともないのに勝手に自分の中で思いこみ、控えめな提案を行ってしまっていました。
一方で人の目が気になるのは、悪いことばかりではありません。周りに気を使って接している分、人当たりがいいと言ってもらえることがよくあります。しかし、何か我慢した状態で上手くいくと、その後も我慢し続けなければならなくなるため、結局窮屈な思いをすることになってしまうのです。
そんな自分を変えたいと思い、「人の目が気になる」ということについて調べてみました。
人の目が気になる人の特徴
1. 物事をネガティブに捉えやすい
人の目が気になり、周りからどう思われているだろうと考えているとき、そのような人は大抵物事を悪い方向に考えています。周りから悪く思われるかもしれない、よくない印象を与えてしまうかもと思うために行動することができません。コミュニケーションにおいても同じです。会話や態度などの点でもネガティブな方向に考えてしまい、人の目を気にしてしまいます。
2. 自分がない
周りからの目や評価を気にして行動していると、何かを決めるときの判断基準が、「自分が〇〇と思うから」「自分がやりたいから」ではなく、「周りに〇〇と思われるかも」「〇〇と思われたいから」という風になってしまいます。そうやって人の目を気にして周りの意見に流されて物事を決めてしまうと、自分のやりたいことができなくなってしまいます。
就職や結婚などの大きな選択を自分の意思ではなく周りを気にして決定してしまうと、自分の人生を歩むことができなくなってしまうかもしれません。
人の目が気になる原因
1.小さい頃「良い子」だった
別の言い方をすると、親の顔色をうかがってきたということです。親ががっかりした顔をしていると、「期待に応えなくては」と頑張ってしまったり、何かお願いしたとき「自分でやりなさい」と言われて、「お願いすると不機嫌になるんだ」と捉えてしまったり。また、何か尋ねた時に「そんなことも知らないの」と言われ、質問するのが怖くなってしまいます。小さなことかもしれませんが、そんな経験を積み重ねていくうちに、親を不機嫌にしないよう努力するという悪い癖がついてしまいます。これが大人になってからも残ってしまい、周りの人たちを不機嫌にしないよう努力してしまいます。
初めは「親に嫌われたくない」 「親を不機嫌にしたくない」だった思いが、成長とともに「人に嫌われるのが怖い」 「周りの人を不機嫌にしたくない」という思いに変わってしまうのです。このような人に嫌われたくない、不機嫌にしたくないという感情は誰しもが持っているものですが、それが人一倍強いのです。
2.自分中心の考え方になっている
周りの目が気になったり、周りからの評価が気になったりするのは、どちらも自分がどう思われるかという、自分中心の考え方になっていますよね。
例えば、仕事を行うときの自分の役割は「目の前の仕事に集中して取り組む」や「お客様のことを考えて行動すること」であると思います。しかし、人の目が気になる人は、「自分がどうみられているのか」と自分のことばかりを考えてしまっています。
周りからの自分の評価のことばかりが気になって、相手のことが見えなくなっていませんか?視点が自分の方に向いた、自分中心の考え方になってしまっているのです。
人の目が気になってしまうときの解決策
1. 自分の考えや思いを大切にする
人の目を気にしていると、自分の意志よりも、周りからの反応を尊重してしまいます。
周りではなく、自分の気持ちを大切にして行動することが解決策の1つです。ただ、そうは言ってもすぐにそんな行動はできないかもしれません。そこでおすすめなのが「悪いから」を「悪いけど」に変えるという方法です。簡単なところから始めていけばいいです。例えば、忙しそうな店員さんに「悪いから」話しかけない、ではなく、「悪いけど」話しかける、といったような感じです。意識して「悪いけど」を使い、自分の気持ちを大切にすることに慣れていくのです。
2. 相手のことを想って行動する
人の目を気にすることで、自分中心の考え方になってしまう傾向にあります。「人の目を気にしない」と思おうとしても余計に気にしてしまったり、ネガティブな考え方になってしまったりしてしまいます。そこで、「相手のために自分には何ができるのか」ということを考えて行動するのです。そうすることで「人の目が気になる」ということを忘れることができますし、周りを思って行動することができれば、ネガティブな考え方も弱くなっていきます。
まとめ
人の目を気にしてしまう人の特徴は
・物事をネガティブに捉えやすい
・自分がない
その原因としては
・小さい頃「良い子」だった
・自分中心の考え方になっている
そして、その解決策は
・自分の考えや思いを大切にする
・相手のことを思って行動する
「人の目が気になる」。調べていくと自分に当てはまっていることがたくさんありました…
僕もまだ完全に克服できたわけではありません。しかし、原因を理解して、解決策を実行することで、今まで感じていた窮屈な思いをあまり感じなくなってきました。
少しずつ積み重ねて、一緒に克服していきましょう!