Go To Eatと飲食店①〜飲食店の裏側〜
今年もあと少しとなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今年はコロナを受けて、飲食店に大きな影響がでました。それを受けて、国からの施作として
「Go To Eatキャンペーン」というものが取り組まれています。
消費者の多くの方からしたら、外食するならめちゃくちゃお得!ラッキー♪という感じではないでしょうか?
飲食店側としても、ぶっちゃけマイナスないんじゃないの?と思う方も多いと思います。
では、実際、どうなのか?
Go To Eatの飲食店の裏側を今回はお届けできたらと思います。
そして、この記事を踏まえてみなさんがチャレンジするときの一つの参考にしてもらえたらうれしいです。
今回は、長くなりそうなので読みやすいように、2回のブログ記事に分けたいと思います!
Go To Eatを取り入れた飲食店側のメリット
さて、まずGo To Eatがどんなよさがあるかというところですが
・お得に食事できるプレミアム付き食事券(1万円分購入で2500円分お得)
・ネット予約によるポイント高還元
が、Go To Eatの内容です。
ここでは、キャンペーンの詳しい内容は長くなるので省略します。
気になる方は、こちらをご覧ください。
飲食店側の最大のメリットは?
飲食店側の最大のメリットは、費用をかけることなく売上が上がる。というところで間違いないと思います。このことをいやがる飲食店はほとんどいないと思います。お客様にきてもらえて成り立つ商売ですので。
実際、赤から和気インター店でも、10月から予約がめちゃくちゃ増えて、週末はだいたい2〜3日前には予約席は満席になっていました。(ランチの予約席も満席になったのは、オープン以来はじめてでした)
売り上げとしても、10月、11月は、コロナの影響がある中で、昨対比で110%をこえるような結果となりました。
販売促進費をいっさいかけることなく、この成果。本当にありがたいキャンペーンです。
Go To Eatを取り入れた飲食店側のデメリット
これは、あまり一般の方は知られていない部分かもしれません。デメリットとしては、2つあります。
参加申請の大変さ
1つ目は、ちょっと言葉を悪くして言うと、「参加申請がめんどくさかった」ということです。(申請は終わったので過去形です)
Go To Eatに飲食店側として参加するには、当然ですが申請をする必要があります。これが大変でした。おそらく、申請書を一つ書くだけだったらそんなに時間はかからないのですが、この時は同時に
・グルメナビサイトのネット予約対応の申請
・Go To トラベルの申請
・和気町テイクアウト商品券の申請
など、あらゆる申請が重なりました。
イメージしてみてください。忙しい営業の合間を見ながら、2〜3週間申請書を作り続ける姿を…。
予想以上にかかる集計作業
2つ目は、数えるのとハンコをおすことにかかる作業時間がめちゃくちゃかかることです。
今回のGo To Eatの食事券は500円券です。500円券って、1000円札と比べて金額が小さい分、枚数が増えてしまいます。
例えば、10人で、3万円の食事をした場合、Go To Eatの食事券が60枚使えます。みなさん、ご存知かもしれませんが、Go To Eatの食事券って少し厚い紙でできていて数えにくいのです。
数えにくいという点でも大変ですが、実はその後の作業、「裏にハンコを押す」という作業がまた大変です。多い時で、1日200枚以上の食事券が使われることがあります。その200枚、一枚一枚にハンコをおしていたらめちゃくちゃ時間がかかります。今は、時間を短縮する方法を発見し、作業効率はあがっていますが、当時はこの作業だけで朝をむかえるのではないかと思いました。(実際、枚数を確認して、ハンコを押していたらいつもより1時間以上片付けに時間がかかった)
実は、この2つ目の作業に僕たちも相当苦しめられたのです。
以上が、Go To Eatを取り入れた時のメリット、デメリットでした。
やはり物事には裏表、メリットとデメリットってありますよね〜
とはいえ、GoToEatは参加してよかったと思っています。
赤から和気インター店では、ばっちり利用できるのでまだ手元に食事券を持っている方はぜひご利用ください。
ご予約は
0869-92-1530
まで。
次のブログでは、このことから学んだこと、伝えたいことを書かせていただきます!
お楽しみに♪